赤ら顔には、色々な症状のタイプがあります。
一言で赤ら顔と言っても千差万別です。
頬や鼻など広範囲に広がる症状のタイプもあれば、顔の一部に赤みが目立つ症状のタイプもあります。
どっちにしろ、このような赤ら顔で悩んでいる方はとても多いのです。
これらさまざまな「赤み」の種類と、その症状が起こる原因を探ってみましょう。
??顔の赤みのおもな原因??
顔の赤みのおもな原因としていくつか種類があげられます。
原因によって以下の分類できます。
・毛細血管拡張症
血管が拡張して血流量が増えると、血管の色が表皮を通して透けて見える事があります。
これにより顔が赤く見える症状の事です。
血管が拡張している状態が続くので、赤みが消えないのが特徴です。
・脂漏性皮膚炎
鼻や鼻の付け根など、皮脂がたくさん分泌されるところに多くできます。過剰に分泌されてしまった皮脂と常在する菌が反応することにより皮膚が炎症を起こしてしまいます。
・酒さ（しゅさ）
酒さ（しゅさ）とは、主に40代以降に出来る、原因不明の慢性炎症性疾患です。
皮脂腺が増殖すると毛細血管が増えてしまうため、それにともない炎症による赤み、小さな吹ふきでもの、顔面の毛細血管の拡張といった症状が起こります。
この酒さ（しゅさ）で出来たの吹き出物はパッと見、ニキビと間違いやすいのですが、全然異なります。
この症状を悪化させる原因に考えられるのは精神的緊張、紫外線、温熱、寒気、飲酒、香辛料、運動、合わない化粧品等が考えられます。また女性の場合は生理後に悪化しやすいのが特徴になります。
長期にわたって少しづつに進行していきます。
赤くすみ（色素沈着）
赤くすみ（色素沈着）とは、主に紫外線や摩擦、乾燥などの刺激によって、皮膚に炎症が起きてしまうと出来てしまいます。
刺激や炎症が長引くとお肌の奥深くにある真皮や皮下組織にまで害を与えてしまい、こうして色素沈着した赤みを「赤くすみ」と呼びます。
具体的に言うと、真皮の毛細血管が壊されて出血が起こります。
そして血液中のヘモグロビンという色素タンパク質が真皮や皮下組織に沈着して赤黒くくすんで見えるようになってしまう現象になります。
ニキビ跡
ニキビ（赤ニキビ）が出来てしまうと、ニキビのある周りの皮膚が炎症により赤くなってしまいます。また、ニキビが長い間、治らなかったり、治っても直ぐに次のニキビが出来たりすると、赤くすみと同様に真皮や皮下組織にまで害を与え、色素が沈着してしまいその結果、赤みとなって現れます。
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