外壁塗装の色の選択でよくありがちなミスが、実際に塗ってもらったらサンプルの時と全く違ったという事例です。
これは、色のサンプルが小さな面積であることから発生する問題であり、知識として分かっているつもりでも、想定外の話になりかねないので注意しましょう。
業者との打ち合わせでは、普遍的に使用されている色見本か、あるいは、塗料メーカーによるサンプルのどちらかが使用されます。
両方ともカタログとして置いてあることが多いのですが、色によっては外壁塗装にはあまり向かないケースもあるので、業者とよく相談しながら決めるべきです。
住宅の外壁は常に日光に照らされているので、屋内でサンプルを見比べるだけではなく、現場とほぼ同等の条件でも比較してみるのがポイントになります。
さすがに同じサイズの住宅を別で用意するわけにはいかないので、過去の施工事例で自宅とよく似たものを見せてもらうか、できるだけ大きな板にその色を塗ってもらって、自宅に持ち帰って外壁に当ててみるといった方法でチェックしましょう。
一般的な外壁塗装の流れでは、予め色番号を指定してから工事に入るので、業者側が塗料を用意した後で変更するのは困難です。
まして、工事当日に塗料缶を開封して、職人が塗り始めてからではもうどうにもならないので、打ち合わせの段階でしっかり確認しておき、トラブルを予防しなければいけません。
色の知識が詳しく書いてあるのはこちら⇒外壁塗装　色　知識

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