セラミック塗装は断熱効果が非常に高く、紫外線にも強く、石材のような見た目で意匠性も非常に高いものであると言われています。
しかし、セラミック塗装は悪徳業者に使われやすいもの事実です。
セラミックとという付加価値がつくことで、多少高くても客が購入してくれるからです、セラミック塗装に使われるセラミック塗料はセラミックが配合されているだけのものであり、セラミックそのものではありません。
セラミックはグレードではなく原料の1つです。
樹脂塗料にセラミックを配合させたものが「セラミック塗料」となります。
セラミックという名前のイメージが良いから使われていることもあり、大切なのはどの樹脂塗料にセラミックが配合されているかということです。
塗料の中にセラミック成分を入れた塗料を外壁に塗装すると、乾燥する過程でセラミック成分が塗装膜の表面に浮き出て、耐熱性、耐候性、耐久性、汚れにくいといったセラミックの特徴が活きてきます。
乾燥過程によってセラミック成分が表面に配置されると親水性が高くなり、汚れが雨水ですぐ落ちるようになります。
また、セラミックは硬度が高い素材なので外壁の強度を上げるといった効果も期待できます。
意匠性を持たせるための骨材としてセラミックを使用したり、カラーセラミックを仕上げ材として利用したりします。
奥行きや立体感のある外壁に仕上げることができます。
よって、セラミック塗装に使われるセラミック塗料はセラミックそのものでなく、配合されているだけのものであること乾燥の過程でセラミックの特性が出てくることといったことを、セラミック塗装を検討する前に知っておく必要があると言えます。
参考:外壁塗装 セラミック 塗装

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